砺波市で開催中の2024となみチューリップフェア(北陸中日新聞後援)の会場で、同市と台湾の関係者が26日、北陸と台湾の地震被害からの復旧と復興を願ってチューリップのデコレーションを作った。
市は台湾からの誘客に力を入れており、台湾嘉義(かぎ)市分雅(ぶんが)小学校や台北市士林官邸公園などを通じて築いた友好関係を背景に、両者が能登半島地震と台湾東部沖地震の被災地を応援する思いをチューリップの花のデコレーション(縦横1・8メートル)で表現した。
デザインは、友好のつながりを表す楕円(だえん)形の中に富山、石川、福井、新潟の4県と台湾の地形を配置。夏野修市長や台北駐大阪経済文化弁事処の洪英傑(こうえいけつ)処長らが「黄小町」や「ランバダ」など6色のチューリップの切り花を1269個の穴に挿してデザインを完成させた。パリ五輪・パラリンピックにちなみ五輪カラーの人の形をしたイラストも描かれ、世界で被災地を支えるイメージにした。
夏野市長は「北陸と台湾が地震に負けずに互いに頑張る思いを込めた」、洪処長は「チューリップのように笑顔が満開になる年に」と思いを重ねた。参加した砺波市庄下保育所の園児24人は童謡「チューリップ」を合唱し、友好の歌声を響かせた。(武田寛史)
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