パドレス松井裕樹投手(28)は7-7の7回から3番手で救援し、1回1安打無失点だった。1番ベッツを空振り三振に仕留めたが、2番大谷に右翼線へ二塁打を許した。3番フリーマンを右飛に打ち取り、4番スミスを申告敬遠後、5番マンシーから空振り三振を奪った。

試合直後にテレビインタビューに登場し「直前に味方が追いついてくれて、厳しい打順だったですが、何とかゼロで帰ってこられてよかった。走者をためる展開にしてしまったが、ゼロで帰ってくるのは最低限の仕事なので」と振り返った。

韓国以来となる大谷との対戦には「スプリットが甘く入ってしまって。ちょっと抜かれたような感じで、106マイル(実際には107・9マイル=174キロ)の打球速度が出ていたので、本当に素晴らしいバッター。次は抑えられるように対策をしていきたい」と話した。

日本のファンへのメッセージを求められると「なんか、毎日テレビに出てすいません。また頑張ります」と、ピンチをつくってから抑えたことに苦笑いだった。