Search This Blog

【はりきり人生】地域から依頼、作る喜び 商店街で木工活動/京極敬二さん(富士宮市)|あなたの静岡新聞 - あなたの静岡新聞

 家業の家具店を4年前に閉じた後、富士宮市の駅前通り商店街でベンチなどの修繕に取り組み、子ども向けに木工体験会も定期市で開く。74歳。

ベンチを修理する京極敬二さん=富士宮市
ベンチを修理する京極敬二さん=富士宮市

 家具店では仕入れた家具を客に届ける前、扉のゆがみを調整するなど丁寧な仕上げを心がけた。閉業後は商店街の依頼で陳列用の箱を製作。仕事ぶりが好評で、地域からさまざまな要望が届く。最近は各店舗で児童のチョークアートを飾るための台をすべて手作りした。
 「道楽で始めたつもりが人に喜ばれるなんて思わなかった」と笑う。若い頃は婚礼家具が全盛を誇り、一流の技術が詰まった家具の数々を知った。作り手にまわり、昔の製品と記憶が教材だ。
 3月末に目を手術したが、数日後には木材に手を伸ばした。「もっと見栄え良く丈夫にできるはず」。黙々とくぎを打つ姿は商店街の日常風景の一部になっている。
 (富士宮支局・国本啓志郎)

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 【はりきり人生】地域から依頼、作る喜び 商店街で木工活動/京極敬二さん(富士宮市)|あなたの静岡新聞 - あなたの静岡新聞 )
https://ift.tt/E7z5cdo


Bagikan Berita Ini

0 Response to "【はりきり人生】地域から依頼、作る喜び 商店街で木工活動/京極敬二さん(富士宮市)|あなたの静岡新聞 - あなたの静岡新聞"

Post a Comment

Powered by Blogger.