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ノビテク開発のプロジェクトリーダーを務める児島氏は大学の研究者から企業の開発者に転身した（写真：パナソニックHD）
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パナソニックホールディングス（HD）が、注力する環境分野で新たな事業に挑む。それは、植物成長刺激剤「Novitek（ノビテク）」だ。栽培中の野菜などに散布するだけで収穫量が増やせる。二酸化炭素（CO2）を材料とするので、環境への負担が極めて少なく、農作物の成長促進とCO2削減を同時に実現できる。
パナソニックHDはこの成長刺激剤の量産化にめどを付け、2024年度中を目標に販売を開始する。現在は、流通業者と交渉中だ。ノビテク開発のプロジェクトリーダーである児島征司氏にこれまでの経緯や今後の展開を聞いた。
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