1日4200kcal、ラグビー選手を作る食事とは「チーム一の大食漢」に密着：中日新聞Web - 中日新聞

チームメートと昼食を食べるホンダヒートの秋山選手（左）＝鈴鹿市で

　鈴鹿市に拠点を置くラグビー・リーグワン1部の「三重ホンダヒート」。今季から1部に昇格し、強豪相手に奮闘している。ラグビー選手の強靱（きょうじん）な体を作るのは、どんな食事だろう。「チーム一の大食漢」といわれる秋山陽路選手（32）のご相伴（しょうばん）にあずかった。

　あきやま・ようじ　1992年2月生まれ。徳島県出身。高校のラグビー部の顧問に誘われ、15歳で競技を始めた。貞光工業高校時代は、主将を務め、高校日本代表のメンバーにも選ばれた。大阪体育大学を経て、2014年、ホンダに入団した。

　ホンダの選手たちは、練習場がある「ホンダアクティブランド」近くの寮で寝食をともにする。練習がある日は朝昼晩の1日3回、管理栄養士が考えた、栄養バランスの取れた食事をしている。

　筋肉量の維持や増加に必要なタンパク質を中心とした献立で、1日に摂取するのは4200キロカロリー。一般的な成人男性の約2倍だ。

　この日の昼食は、ひじきご飯に鶏肉の照り焼きや錦糸卵...

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