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巨大地震で荒れ果てた世界で建物や水路を作る高校生…建設業の魅力発信する電子コミック - 読売新聞オンライン

 佐賀県は、子どもたちに建設業に関心を持ってもらい、将来的な人材確保につなげようと、まちづくりを題材にしたオリジナルの電子コミックを制作した。県の特設サイトで公開しており、手軽に読めるように、サイトにつながるQRコード付きカードを中学生に配布するなどして、生徒たちの進路選択にも活用していく。(森永健太)

 県は、人口減少や高齢化に伴う建設業の担い手不足を解消しようと、2019年度から、県内の高校生らを対象にした情報発信に取り組んできた。実際に働く人の出前講座を開いたほか、SAGAアリーナの建設現場を見学してもらうなどしてきた。

 これまでは、工業高校で土木や建築を学ぶ高校生が主なターゲットだったが、高校の進路選択の段階から業界を志す生徒を増やそうと、中学生以下でも親しみやすい電子コミックを作ることにした。

 コミックのタイトルは「終末マチづくり~ボクらの土木×建築~」。巨大地震に巻き込まれ、目を覚ますと荒れ果てた世界に迷い込んだ高校生たちが、力を合わせて建物や水路を作っていくストーリーだ。佐賀などを拠点に、アニメの脚本などを手がけている団体「ミームミーム」が制作した。

 制作過程では、県や学校、建設業の関係者らの意見も参考にしたという。佐賀ゆかりの作品だと分かりやすくするため、登場人物の名字には「白山」「神園」など地元の地名が使われた。

 コミックは3月下旬、県のサイトで1、2話分を公開。全体の話数は未定といい、随時、最新話を公開していくという。QRコード付きカードは各中学校に配布した。

 県建設・技術課の担当者は「建設業は私たちが生活していく上で欠かせない職業。子どもたちだけでなく、業界に興味がある人に気軽に読んでほしい」と話している。

 問い合わせは同課(0952・25・7153)へ。

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