上下逆さの蛇口、おでん形、バナナ形、消火器形……。水栓器具メーカー「カクダイ」(大阪市)は、奇抜なデザインの蛇口をこの10年、世に出し続けています。その数約70点。価格は数万円台が主で、売り上げは多くないといいます。どうしてこんなことを? その8割を発案したという副社長に聞きました。
カクダイが作る蛇口には、思わずにやりとさせられる。「誰や! パイプ上向けにしたん?」と名付けられた商品は、本来は上についているハンドルが下に、下を向いているはずのパイプ部分が上向きに。上下逆さだと早とちりしてはいけない。上部のパイプをひねると下部のハンドルから水が出るからだ。「すってんころりん」「ノケゾリーナ」は、蛇口が人間のように転んだり反ったり。これも水が意外なところから出てくる。
これらの商品の価格は、同社が扱う水栓のなかでは高めに設定されている。それでも買う人はいる。もっとも売れた商品はなんだろう。
答えは「誰や! メタボにし…
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