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永平寺町民で作る映画完成 協力隊の谷原さんが企画、監督:日刊県民福井Web - 中日新聞

映画「TOKOSHIE」の監督や脚本などを手がけ、舞台あいさつする谷原さん(右から4人目)=永平寺町上志比文化会館サンサンホールで

映画「TOKOSHIE」の監督や脚本などを手がけ、舞台あいさつする谷原さん(右から4人目)=永平寺町上志比文化会館サンサンホールで


 永平寺町などを舞台に、出演者や裏方まで町民を中心にして撮影された映画「TOKOSHIE」が完成し、試写会が23日、同町上志比文化会館サンサンホールで開かれた。町地域おこし協力隊員が手がけた作品で、関係者ら150人が独特の世界観を味わった。

 町が芸術を通した交流や地域振興に力を入れている中で、同隊員の谷原佐智さんが映画製作を企画し、監督、脚本なども担当した。谷原さんは東京芸大大学院を修了。映画や美術、音楽を学んできた。

 映画は2022年10月に製作が発表され、半年ほどの撮影期間を経て編集し、この日の試写会を迎えた。105分の長編作品で、町内の小学生7人が主演し、町民を中心に150人が演じた。大本山永平寺や九頭竜川など町内を中心に、奥越でも撮影。自然を守ることや地球環境の在り方について警鐘を鳴らすストーリーに仕立てた。

 試写会では、谷原さんが出演者らとともに舞台あいさつに立ち「いろいろな方の力があってできた作品」と紹介。映像とともに迫力ある音響で展開されるストーリーに、関係者らが見入っていた。主演の1人で永平寺中学校1年の川治奏良さん(13)は「すごい作品になっていて感動した。演技は初めてで、せりふは一言一言の単語の意味を理解しながら演じた」と出来栄えに満足そうだった。

 谷原さんは「国内外の映画祭に出品していき、将来は一般公開したい」と話していた。 (平林靖博)

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