日南市 布を使って作る造花 「布花」の作品展｜NHK 宮崎県のニュース - nhk.or.jp

絹などの布を使って作る造花、「布花」の作品展が日南市で開かれています。

「布花」は、染料で染めた絹やサテンなどの布で花びらや葉を作る造花で、布の質感や光沢などを生かしているのが特徴です。

会場には、日南市の布花作家、高草京子さんの作品、およそ４００点が展示されています。

このうち「野バラ」を表現した作品は、花びらは赤紫色に染めた絹で、葉は深緑色に染めた光沢の強いシールと呼ばれる生地で、華やかに作り上げています。

また、園芸用として親しまれ、筒状の花を咲かせる「カラー」と呼ばれる植物をかたどった作品では、ピンクや白、それに黄色に染めたサテンの生地を使ってかれんな花を表現しています。

都城市から訪れた女性は「布なのに自然のパワーのようなものを感じて見ていて、本物の花以上に癒やされました」と話していました。

この作品展は日南市飫肥の「ギャラリーこだま」で今月３１日まで開かれています。

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