百武翔(31=佐賀)が今年2度目の優出を決めた。準優10Rは6枠で登場。イン宗行治哉に対して2コース古川誠之も握り、空いた1Mをダッシュ勢が差していったが、百武は外から全速のまくり差しで狭い艇団を抜け出した。追い上げてきた松井賢治を振り切って2着を守り、先頭を走った岡部大輔と佐賀支部ワンツー。3連単5万円超の高配当を演出した。

フライング休み明けだった前節の丸亀一般戦に続く2節連続の優出になった。「スタートは休み明けで行けてないけど、出足中心に足はいい。展開を突く足はある」。ピット内ではJ1サガン鳥栖のユニホームを着ている熱烈なサポーター。「(宿舎に帰って)岡部さんとJリーグタイムを楽しみに見ます」。この日の鳥栖は残念ながら後半に逆転負けを喫したが、優勝戦は奮起して先輩岡部とともに再び6枠から見せ場を作る。