つばきの木が多く自生する五島市で、つばき油を作る催しが行われました。
この催しは、つばきの木がおよそ１０００万本自生しているとされる五島列島で、森林やつばきを守る取り組みを行っている協議会が企画し、島の内外から１５人ほどが参加しました。
参加者ははじめに、つばきの生態について調査などを行っている専門家から、五島のつばきの特徴やつばきの種の形によって採れる油の量が違うことなどについて学びました。
続いて行われたつばき油作りは、火にかけた種をきねと臼ですりつぶし、お湯の中に入れて、上澄みをすくって集めた物をさらに煮詰めて水分をなくして完成させます。
参加者たちは、講師の指導を受けながら、およそ３キロのつばきの種から１００ミリリットルの油を作り、最後に、つばきの葉で作られたお茶とつばき油で揚げられたポテトチップスなどを味わっていました。
参加した６０代の女性は「つばきの種から、こんなに綺麗な油が採れることに驚きで感動した」と話していました。
からの記事と詳細 ( つばき油を作る催し 長崎 五島市｜NHK 長崎県のニュース - nhk.or.jp )
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