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FRB議長、ウイルスの猛威「心痛む」-軌道戻るまでゼロ金利維持 - ブルームバーグ

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、新型コロナウイルスの感染拡大は経済を「突然停止させた」と指摘。景気低迷がどの程度続くかは不確実だと述べた。米連邦公開市場委員会(FOMC)は28、29両日に開いた定例会合を終え、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを0-0.25%で据え置いた。

声明全文はこちらの記事をご覧ください

  パウエル議長は声明発表後にテレビ会見を開き、「4-6月(第2四半期)の経済活動は、過去に例を見ないペースで落ち込む可能性が高い」と指摘。「力強い回復にするには、経済はあらゆる方面から一層の支援が必要になるだろう」と述べた。

  FOMCは声明で、「経済を支えるため、政策手段を活用し適切に行動する」と言明。その上で、新型コロナ感染拡大は中期的に経済の重しになると警告した。今回の政策決定は全会一致。  

Fed keeps benchmark rates, interest on excess reserves steady amid virus

  パウエル議長は数回にわたり、経済支援における財政政策の重要性を強調。今は連邦債務の規模を懸念して対応を抑制するような時ではないと言明した。

  FOMC声明は今後の金利の道筋に関するガイダンスについて、曖昧な表現を据え置いた。「経済が最近の出来事を乗り切り、最大限の雇用と物価安定の目標を達成する軌道にあると委員会が確信するようになるまで」、FF金利の誘導目標レンジをゼロ付近に維持すると記述。3月15日に発表された声明の文言が繰り返された。

  パウエル議長は会見で、「今は誰もが苦しんでいるが、この状況に最も耐えられないのは職を失う人々だ」とし、「脅かされている人々を目の当たりにするのは心が痛む」と述べた。

  今回の声明は、現在進行中の新型コロナ感染拡大がもたらした打撃の度合いと広がりにも言及。「新型コロナウイルスの感染拡大は、米国そして世界中の人類と経済に極めて大きな苦難をもたらしている」と指摘。「このウイルスと、公衆衛生を守るために講じられた措置が、経済活動の急激な低下と失業の急増を引き起こしている」と記した。

  資産購入に関しては前回と同様の文言で表現。米国債と住宅ローン担保証券(MBS)については「市場の円滑な機能を支援するのに必要な額」の購入を続け、「それにより、金融政策を広範な金融環境へ効果的に伝達するのを後押しする」と記された。

  また原油価格の下落と、それによるインフレ抑制にも触れた。

  このほか、新型コロナが経済に打撃を与えると考えられる期間について、時間枠を慎重に引き延ばした。ただ具体的な予想は示していない。

  声明では、「継続中の公衆衛生の危機は、短期的に経済活動や雇用、インフレに重くのしかかり、中期的に経済見通しに多大なリスクをもたらす」と指摘した。

原題: Powell Warns of ‘Heartbreaking’ Harm of Virus, Fed Holds Rates(抜粋)

(パウエル議長の発言を追加し、更新します)

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April 30, 2020 at 01:19AM
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