「フライパンは小さくていい」第二弾。お手軽なのに本格派のビーフストロガノフを作ろう【いそがし家庭は金で解決だ!】第54回
毎日の料理の手間や負担が減らせる調理器具があれば、ごはん作りはラクになる、そしてよりおいしくなる! お掃除を自動掃除機に頼るなら、料理も便利な道具を活用しませんか?
アイデア溢れる料理家としても人気の高い稲田俊輔さんが、おすすめの製品を使った夕ごはんに役立つオリジナルレシピを提案します。忙しい家庭にとって一番惜しいのは「時間」。優秀な調理器具や調理家電で貴重な時間を手に入れる=【お金で解決しよう!】という連載です。
教えてもらうのは……稲田俊輔さん
家庭料理における、もっとも身近な調理器具のひとつが「フライパン」。身近なだけにサイズや形のバリエーションも多く、なにを選べばいいか迷ってしまいますが、前回、稲田さんがすすめてくれたのは、直径18~20㎝のテフロン加工のフライパンでした。
前回の記事はこちら:大は小を兼ねない。料理のプロが明言「フライパンは20㎝でいい」
これは2人分を作るのにちょうどいいサイズで、コンパクトで調理に扱いやすく、調理後もサッと洗える使い勝手のよさがあります。一度使ったら手放せないほど、気負わず使える便利なサイズなのです。
そんなコンパクトサイズのフライパンを使って、今回稲田さんが提案してくれるのは「ビーフストロガノフ」です。ビーフストロガノフはもともとロシアの郷土料理すが、今や日本でもすっかりおなじみになり、老若男女から愛される洋食となりました。ハヤシライスやハッシュドビーフにも似ていますが、ビーフストロガノフはソースにサワークリームを加えて作るのが定番。
「今回はごく身近な材料と調味料で、クラシックなビーフストロガノフが完成するレシピをご紹介したいと思います。フライパンひとつで気軽に作れ、しかも煮込むのも短時間。牛肉も安価な切り落とし肉でいいのです。また、サワークリームは生クリームとプレーンヨーグルトで代用。特別な材料は必要ありません」(稲田さん)
軽い酸味を感じるこくのあるソース、牛肉の旨みとシャキシャキと食感の残る玉ねぎのおいしさ。白いご飯にもよく合います。
「生クリームは乳脂肪分45%のものを使うと、味により深みが生まれ、またソースにもとろみがつくのでおすすめです。仕上げにはパセリのほか、刻んだディルを散らすとより本格的な味になりますよ」(稲田さん)
フライパン一つで完成!「ビーフストロガノフ」レシピはこちら
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