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45R「根っこの会」 目指すもの共有して作る㊤ 生産現場の意志と匙かげん - 繊研新聞

 「45R」(フォーティファイブアールピーエムスタジオ)には、その商品を作る工場の会、「根っこの会」がある。45Rという木の根である38社からなる。45Rの成長の源は、糸から織り、編み、色合い、様々な加工までの独自の仕事による商品の魅力だろう。

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真剣に向き合って

 昨年、ブランド45周年を記念して作った冊子の別冊に、根っこの会のことが記された。「おなじ素材、おなじ機械で織ったとしても、かならず人の判断が入る。微妙な質を左右するのは、現場のだれかの匙(さじ)かげんなのだ」。ファンをがっちりつかみ売り上げを伸ばす独自の価値を工場とともに作り出している。

 経営理念として、「気持ちの良い服を喜んで着ていただきたい」と掲げる。買った時がベストで、だんだん劣化していく服ではなく、着て洗ってを繰り返して価値が上がっていく服が目指すところ。「それが僕らが言う気持ちの良い服。原料から全てに対して真剣に向き合い、綿綿とつないできた」と中島正樹取締役。根っこの会の工場もその意志を持つと話す。価値を共有する集団が、他にはない服を生み出し、23年秋冬商品の消化率は97%となった。

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