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“スマート農業”が作る宮崎県新富町のきゅうりとは? | トピックス - TBSラジオ

地方創生プログラム ONE-J

全国の皆さんと電話でおしゃべりする、ニッポン列島生電話「ローカルレコメンド」。
7月24日の放送では「地域と人を結ぶマガジン TURNS」のプロデューサー堀口正裕さんをゲスト迎えて、「堀口さんセレクト!これからの時代を生きるシン農家」を特集。
時代にマッチさせた新たな取り組みに励む農家さんをご紹介しました。

宮崎県新富町で「スマート農業」にチャレンジする、きゅうり農家の猪俣太一さんにお話をうかがいました。

「スマート農業」とは、コンピュータを使い効率のよい農作業で農作物の生産を手がける農業のこと。
ハウス内の気温、二酸化炭素、湿度、日照時間などをコンピュータで数値化・データ化して、水やりや二酸化炭素などの供給を自動で行います。
事前に、農家さんがデータを入力します。
例えば「晴れの日は日照時間2時間ごとに水を供給する」「くもりの日に2時間太陽が出なかったら水を供給しない」といった具合に、データをもとにコンピュータが適切に対応し作業を進めます。

毎日の収穫量をもとに効果を判断し、入力する数値を農家が判断します。
圃場や地域の気候によっても最適さは違うため、スマート農業には農家の技術力も必要となります。機械に頼りながら、最終的には農家の判断力や技術力が大きなポイントになるわけです。
そして、毎年のデータが収集されることで弱点が判明し改善につながり、収穫量の安定化を進めることができます。

100万円から200万円の初期投資が必要ですが、売上が確約されるわけではく どのように回収するかは農家の腕次第です。
猪俣さんは、今後の農業スタイルであることから導入。
最初は、相談できる人もなくたいへんでしたが、今では仲間も増え相談できるようになってきました。
地域や新規導入を考える人に伝える時、数値やデータを示すと理解してもらいやすいと実感する猪俣さんです。

猪俣さんの作ったきゅうりをいただきました。
「ごま油、すりおろしニンニク、塩で和える」のが猪俣さんオススメの食べ方。
パリッパリッと、きゅうりを味わうふたり。
ユイカさん「このきゅうりの歯ざわりー。水分がギュッとつまってるー。久々においしいきゅうり食べた~!」
斉藤さん 「みずみずしくておいしいー!ぜんぶ食べちゃった!」

スマート農業をひとつのツールとして継続し、他にもアクションを起こしながら地域に貢献していきたいと今後について語る猪俣さんでした。
TURNSプロデューサー堀口さんは、経験や勘だけでない、これからの農業スタイル「スマート農業」に可能性の広がりを感じています。

スタート当初からONE-Jを聴いてくださっている猪俣さんは、ユイカさんと斉藤さんのかけあいが好きなんだそうです。これからもよろしくお願いしますね。

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