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GI8勝の壁か。アーモンドアイの 快挙達成を不安視するデータがズラリ(webスポルティーバ) - スポーツナビ

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GI天皇賞・秋(11月1日/東京・芝2000m)で、前人未踏の芝GI通算8勝を狙うアーモンドアイ(牝5歳)。3歳三冠レースにおいて、牡牝で歴史的な快挙が立て続けに達成されているだけに、同馬の偉業達成への期待も日に日に高まっている。 【写真】堤礼実アナウンサー「厳選フォトギャラリー」  その分、1番人気は濃厚だが、実際に勝つ可能性はどれほどのものなのか。  過去20年の結果を振り返ってみると、1番人気の勝率は50%。悪くない数字である。  ローテーション的にはどうか。今回はGI安田記念(2着。6月7日/東京・芝1600m)以来、およそ5カ月ぶりとなるが、昨年も同じローテーションで圧勝している。アーモンドアイ自身、約3カ月以上の間隔をとったレース(デビュー戦を除く)では、6戦全勝。うちGIが5勝と完璧だ。  こうしてみると、アーモンドアイの優位が動かないように見えるが、気になるデータもある。  1984年にグレード制が導入されて以降、芝GIで7勝を挙げている馬は、アーモンドアイを除くと、6頭いる。シンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクト、ウオッカ、ジェンティルドンナ、キタサンブラックである。  このうち、ディープインパクト、ジェンティルドンナ、キタサンブラックは引退レースで通算7勝を達成。そして残る3頭のうち、シンボリルドルフとウオッカは通算7勝目を挙げたあと、海外のレースに挑戦し、そこで敗れて引退している。

要するに、国内のGIで通算8勝目に挑戦したことがあるのは、意外にもテイエムオペラオー1頭だけ。同馬は、春のGI宝塚記念(2着)から、天皇賞・秋(2着)、ジャパンC(2着)、有馬記念(5着)と4度チャレンジして、すべてのレースで連覇も狙いながら敗れている。  この、最初のチャレンジが春のGIで、連覇を狙う天皇賞・秋が2度目の挑戦という形は、アーモンドアイも同じ。アーモンドアイにとっては、嫌なデータと言える。  また、天皇賞・秋が現在の芝2000mで施行されるようになって以降、連覇を狙った馬は12頭いるが、連覇を果たしたのはシンボリクリスエス1頭のみ。それも、3歳→4歳でのこと。4歳→5歳以上での連覇は一度もない。  牝馬でも、ブエナビスタ、ウオッカが5歳時に連覇を狙ったが、ともに4着、3着と敗れている。5歳のアーモンドアイには、厳しい状況にある。  最後に見てみたいのは、出走頭数による1番人気の結果。今回の天皇賞・秋は12頭立てという少頭数で覇権が争われるが、グレード制導入以降で、12頭立てで行なわれたのは、2回。1998年と1頭除外となり12頭立てとなった2018年である。  この時の1番人気の戦績だが、1998年は競走中止(サイレンススズカ)、2018年は10着(スワーヴリチャード)に終わった。過去に3度あった13頭立てのレースを見ても、1番人気は未勝利だ。  少頭数で紛れがないからといって、アーモンドアイを絶対視するのは禁物かもしれない。

土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu

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