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山梨県の長崎知事「2年目以降は具体的な成果求める」 - 日本経済新聞

2019年2月に就任した山梨県の長崎幸太郎知事はこの1年、リニア中央新幹線の県内の駅位置を甲府市南部の大津町と再決定し、富士山登山鉄道構想の検討を進め、台風19号や新型肺炎などにも先手対応で取り組んできた。就任1年を前に報道各社のインタビューに応じた知事は「2年目以降は具体的な成果を求めていく」と述べた。主なやりとりは次の通り。

就任1年を前にインタビューに応じた長崎知事(28日、山梨県庁)

就任1年を前にインタビューに応じた長崎知事(28日、山梨県庁)

――就任から1年を迎えます。

「この1年間は様々な意味で種まきだった。長年の県政の良い部分に敬意を払いつつも、制約になっている点は前提を取っ払って、100年先を考えて青図を描いてきた」

――点数を付けるとしたら何点ですか。

「中部横断自動車道の県負担削減は成果だが、多くは種をまいただけ。種が実になって、結果を出してなんぼ。大部分は結果が出ていない。3点とか5点とか。(任期の)4年間かけて100点満点以上を目指す」

――種まきはどの程度進みましたか。

「6割。これからスポーツ産業を振興したい。医療関係の産業も根付かせ、安定した産業構造をつくりたい。美食都市にしていきたい」

――1年で見えてきた課題は。

「現状、山梨県の存在感は薄い。国との関係構築や周辺他県との関係を強化していく。静岡県とは医療産業で密接に連携し、富士山でも一緒に取り組んでいる。東京都とも知事同士だけでなく、役所同士の付き合いが始まっている」

――2年目以降はどんなことに重点的に取り組みますか。

「まいた種を実行ベースに早く移せるようにしたい。2年目以降は具体的な成果を求めていく。少人数教育については、20年度から特別支援学級の1教師当たりの人数を少なくして充実を図る。21年度から、少人数学級を段階的に実施する準備を進める」

長崎知事は「任期中に100点満点以上を目指す」と述べた(28日、山梨県庁)

長崎知事は「任期中に100点満点以上を目指す」と述べた(28日、山梨県庁)

――少人数学級などの財源はどのように確保しますか。

「県企業局の水力発電など様々な財源対策に取り組み、増収分をすべて教育に充てたい」

――富士山登山鉄道構想は今後、どのように進めていきますか。

「現在、登山鉄道の定義を明確にして議論の土台作りをしているところ。中間報告をとりまとめて提案し、富士山の地元関係者に対話を求め、知恵を絞りたい。(建設する時期は)地元の理解が必要だから、お尻を決めることはできない」

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January 28, 2020 at 04:55PM
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