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西九州新幹線の武雄温泉駅から九州新幹線までの「未整備区間」を巡って、13日に開かれた、佐賀県の山口祥義知事、長崎県の大石賢吾知事、JR九州の古宮洋二社長の3者による初会談。約2時間に及ぶ意見交換後に、報道陣の取材に応じた山口知事は「(3者で)合意を作る難しさを感じた」と語った。主なやり取りは次の通り。
――意見交換の内容は。
「新たな合意ができるか様々な角度から議論したが、難しい課題だと分かった。これからどういう形で展開していくのか、意見交換を続けていこうという話になった」
――強く訴えたことは。
「県は、既存の線路を使って(新幹線を)通すということで合意した。(新幹線と在来線を直通運行できる)フリーゲージトレイン(FGT)が通るだけで、元々の計画であればもう終わっている。今の環境を大切にしながら、九州を盛り上げていくことは一致した」
――ルートについては。
「フル規格のルートを考えたことがなかったので、(佐賀空港側の)南ルートも含めて意見交換したかったが、国は(佐賀)駅ルートに固執し展開がなされていない。全体の合意はFGTの頓挫でなくなっているので、新たに合意を作っていくことが必要だという話をした」
――佐賀が自ら動くことはないという考えは変わらないか。
「今は特急、普通列車、多く通っていて悪い環境ではない。我々の方から打開することではないのではないか、という話もした」
――今後の展開をどう考えるか。
「意見交換していくことは両者からも話があった。答えを作るのは困難な作業だが、意見交換する土壌を持っていれば、何か動くきっかけになる可能性がある」
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