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阿久津未来也、パッティンググリーンでその日の指標を作る - ゴルフネットワーク

 パッティングを成功させるための重要な要素の一つに“距離感”があるのですが、皆さんはどうやって距離感を合わせていますか? その言葉通り、感覚的な要素が強い距離感ですが、今回は、僕がやっているイメージの出し方を紹介したいと思います。

 まず、パッティンググリーンに着いたら、できるだけ平らなところで、10~15ヤード打てる場所を探します。そこでボールを4つ並べ、4つの振り幅でボールを打ちます。

 この振り幅に関しても感覚的なところがあるのですが、僕の頭の中では、「右足つま先外~左足つま先外」が最も小さな振り幅で、そこから4~5センチずつ(正確に4~5センチというわけではありません)振り幅を大きくしていきます。写真①②は3番目の振り幅です。

写真①②


 この4つの振り幅に関しては、コースによって変えることはありません。また、アドレスも、1mのショートパットでも10m以上のロングパットでも変えないように心掛けていますし、ボールの位置も、毎回同じところ(僕の場合は真ん中よりも少し左)にしています。

 そして、この4つの振り幅でボールを打ってみて、何歩分転がったかをチェックします(同③④)。

同③④


 大事なのは中間の距離の場合は、必ず小さい方の振り幅で強めに打つこと。大きい方の振り幅で、少し短めに打とうとすると、インパクトが緩んで距離が合わなくなったり、ボールの回転が悪くなるからです。

 このような形で、ぜひ皆さんも自分の指標を作ってみてください。そうすればコースでも、自信を持ってストロークできるはずです。

(取材協力:千葉県・太平洋クラブ市原コース)

阿久津未来也(あくつ・みきや)
1995年3月17日、栃木県生まれ。作新学院1年の2010年に「関東ジュニア」で優勝。その後、日本大に進学し、4年の時は「日本学生」を制覇した。2017年にプロテスト合格。同年、「日本プロゴルフ新人選手権」で優勝。21年に初シード獲得。23年は賞金ランク27位。得意のパッティングを武器に、今季初優勝を目指す。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2024/5/17 発売号より転載)

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