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<フレイルを防ぐ!! ずっと健康に>シニア向け美容教室(下) 頬と ... - 東京新聞

 フレイル(虚弱)を防ぐため、化粧を通じて心身の健康を保つ「シニア向け美容教室」。最終回では、頬のまわりと口元をメークする際のポイントを紹介する。前回に続いて資生堂(東京)に協力してもらった。

 頬まわりや口元は年齢を重ねるにつれて変化が起きやすい。例えば、目の下やこめかみなどがくぼんだりたるんだりして凹凸感が出る。肌はくすみやすく、色も暗めに。唇は輪郭があいまいになり、人によって縦じわが目立つように。口角は下がり気味になる。

 こうした変化に対するメークは、図のように、線をくっきりさせる▽影を消す▽色で調整する−が基本。唇の輪郭をリップペンシルで描く、くすみや影をハイライトカラー(もしくは明るめのファンデーションや下地)でカバー、チークで血色感をアップさせるといった方法で、生き生きと張りのある印象に仕上げる。

 加齢で心身機能が衰え、外出することが面倒になると、フレイルの状態に陥りやすくなる。これまで紹介してきたように、化粧は日常生活の動作に必要な筋力の維持向上につながる上、「外出したい」「人と会いたい」といった気持ちを後押しする検証結果もある。

 新型コロナウイルスの五類移行や夏場が近づき、マスクを外しやすくなる時期。同社D&I戦略推進部グループマネージャーで医学博士・介護福祉士の池山和幸さん(47)は「フレイル予防や健康長寿を実現する手段の一つとして化粧を取り入れてもらえたら」と話している。 (川合道子)

◆チークとハイライトの入れ方

(1)写真のように、チークをつけたブラシを頬の中心に当て、楕円(だえん)形を描くようにしてぼかす

(2)影になりやすい目の下やほうれい線などに、ハイライトカラーをブラシでふんわりと入れる

◆ふっくらした唇の描き方

(1)リップペンシルで輪郭を描き、内側になじませる。ペンシルの色は口紅に合わせる

(2)口角が下がり気味の人は、リップペンシルで矢印のように口角側から上唇の1〜2ミリ上側を描く。輪郭をやや大きめにするとふっくらとした仕上がりになる

(3)輪郭の内側に口紅を塗る。唇全体に塗った後、リップブラシで縦じわに沿ってなじませると、しわが目立ちにくくなる

 ◇

((上)は七日、(中)は十四日に掲載しました) =終わり

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