【ハーブと暮らす】余り野菜とハーブで作るブーケガルニ - 産経ニュース

もうすぐクリスマス。食卓を華やかにする一品としておすすめなのが「ブーケガルニ」を使った煮込み料理です。

ブーケガルニはハーブや香味野菜をまとめてたこ糸で縛り、束にしたもの。肉などを煮込む際に一緒に入れて、臭みをとったり、風味をよくしたりするのに使います。シチューや魚介鍋などを作るときに使うと、ハーブの風味がとても「いい仕事」をして、コンソメ、ブイヨンといったスープのもとがなくても素材の味を引き立てることができるのです。

「ブーケ」はフランス語や英語で花束を意味する言葉。名前からしておしゃれです。でも、気楽に料理に取り入れるポイントがあります。それは前回もお伝えした、冷蔵庫の余り野菜やハーブを使うこと。長ネギやニンジンの切れ端、ダイコンの葉…こうしたものを、パセリやタイム、ローズマリーなどのハーブと一緒にまとめるだけでいいのです。

たこ糸がなくても大丈夫です。野菜やハーブを小さく切り、お茶用の不織布の袋に入れてみてください。いつものだしパックのように気軽にポンと鍋に投入できて便利に使えます。鍋に投入するタイミングは肉や魚と同時で大丈夫です。

（ハーブコンシェルジュ　小早川愛）

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