高浜中生徒が砕導山城のポスター作るパンフや動画も - 中日新聞

公民館に掲示したポスターと生徒たち＝高浜町宮崎の高浜公民館で

　県内最大規模の山城である高浜町「砕導山城跡」の魅力発信や散策ルート整備に取り組んできた地元の高浜中学校の一年生七十七人が、活動のまとめとしてポスターやパンフレット、動画を作った。一年生の三クラスでそれぞれ三種類ずつ制作し、二十三日に代表生徒が町内三公民館に届けた。動画はＤＶＤに収録して手渡した。（相原豪）

　山城が貴重な歴史遺産でありながら町民にはあまり知られていない現状を受け、昨年九月から活動を始めた。三回にわたり砕導山城跡保存会のメンバーらと山城跡に登って学び、散策ルート整備や看板、ベンチを設置した。ポスターは一種類ずつ高浜、青郷、和田公民館にそれぞれ掲示。三種類のパンフレットは町内三公民館のほか、若狭高浜駅や高浜まちづくりネットワークで入手できる。

　高浜公民館に届けた三点のうちパンフレットは、町の活性化に向けて魅力を発信しようと動きだした経緯を紹介。裏面には公式パンフレットと同じ山城全体の地図のほか、ご城印の販売情報などを掲載した。

　ポスターは砕導山城主だった逸見昌経が赤装束を着たイラストを中央に配置。生徒たちが山城に登った際の写真や山城の基本情報、敵の侵入を防ぐ機能を記した。「...

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