投票呼びかけ看板設置きょう公示宮崎大生ら作る - 読売新聞オンライン

　参院選は２２日、公示される。宮崎青年会議所のメンバーと宮崎大の学生らは連携して期日前投票所の周辺に設置する看板を作り、投票への参加を呼びかけている。

　県選挙管理委員会によると、前回２０１９年の参院選宮崎選挙区の投票率は４１・７９％（全国平均４８・８０％）にとどまり、選挙区別で全国最低だった。この結果を受け、同会議所の市民意識向上委員会が投票への参加を呼びかける「Ｒｅ：ＧＯ　ＴＯ　投票所プロジェクト」を企画。投票率向上に向けた取り組みを行う宮崎大生によるプロジェクト「ＶＯＩＣＥ」のメンバーに声をかけ、連携して看板を作ることにした。

　看板は縦３０センチ、横７０センチの矢印形で、期日前投票所付近に置いて投票所の方角がわかるようにする。表には「明るい未来信じてみよう」などのメッセージを記している。ＱＲコードもプリントしており、スマートフォンで読み取ると特設サイトにつながり、投票所の地図などを見ることができる。

　同会議所は１２日、宮崎市で開かれた国際交流イベントの会場に製作ブースを設け、ＶＯＩＣＥのメンバーや応援で参加した宮崎南高の生徒、来場者らの手伝いも受けて看板を約９０枚作成。その後も独自に製作を続け、これまでに計約２００枚完成させた。公示後、宮崎市内の期日前投票所の周辺に設置する予定という。

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