南木曽町南木曽中学校で二十日、大工体験授業があり、一年生四十人が大工技能者から工具の使い方などを学び、木製の椅子作りを体験した。
担い手不足や高齢化が進む大工技能者へ関心を持ってもらい、将来の職業選択に役立ててもらおうと、県と県建設労働組合連合会が県内各地で開く体験授業の一環。本年度は木曽地域で、木曽町の日義、開田両中学校でも予定する。
南木曽中では木曽建設労働組合の八人が講師を務め、クラスごとに二回に分けて授業。後半のクラスでは、県木曽建設事務所の職員が森林の役割や間伐など森林整備の重要性を解説。組合員がげんのうやのこぎりなど工具の説明をし、かんな掛けも実演した。
この後、生徒たちは組合員の指導で、あらかじめ切断した県産スギの板をくぎで打って組み立て、小型の椅子作りをした。東野淳矢さん(12)は「くぎをうまく打つのに苦労したが、納得のいく出来栄えになった。家で使いたい」と話した。(生田貴士)
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