マスク着用が個人判断となった１３日、県内の公共施設や商業施設では、この日に安堵（あんど）して外す人と、それぞれの理由で着用を続ける人に分かれた。
遠野市新穀町のショッピングセンターとぴあでは、買い物客がマスクを着けていた。同市土淵町の主婦西村愛実さん（３３）は「マスクは顔の一部になっていて、無いと違和感がある。化粧をしないことに慣れてしまった。外す人が増えたらメーク道具を新しく買いそろえないといけないし…」と苦笑した。
盛岡市向中野のジョイス盛岡西バイパス店（日向誠店長）でも、多くの客がマスク姿。同市向中野の県職員有馬佑貴さん（３０）は「周囲の目も気になるのでしばらくは着けたい。でも、屋外では外してもいいのかな」と思案した。
政府は医療機関や混雑した公共交通機関では着用を勧めており、早朝のＩＧＲいわて銀河鉄道滝沢駅では白、ベージュ、ピンクなどのマスクをつけた人々が電車を待った。滝沢市大崎の会社員笹原政則さん（６１）は「（コロナの）怖さが残っており、感染数の推移も見ながら考える。花粉症もあるので当分の間は外さないと思う」と状況を注視する。
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March 14, 2023 at 09:32AM
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マスク着用､県民それぞれ 着用個人判断､花粉や化粧に世間体… - 岩手日報
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