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ながら運転が厳罰化!具体的な違反行為と罰則、ながら運転を防ぐポイント - Goo-net(グーネット)

カーライフ[2020.05.25 UP]

ながら運転が厳罰化!具体的な違反行為と罰則、ながら運転を防ぐポイント

ながら運転が厳罰化!具体的な違反行為と罰則、ながら運転を防ぐポイント グーネット編集チーム

1999年、2004年に運転中のスマートフォンの操作に対する規制が見直されてきましたが、その後もスマートフォンが原因の事故はあとを絶たず増加の一途をたどっていました。これを受けて2019年12月には運転中のスマートフォン操作によるながら運転がより厳罰化されました。

しかし、厳罰化されたながら運転は具体的にどのような行為が該当するのか、罰則がどれだけ重いものなのか、知りたい方も多いのではないでしょうか。

今回は、ながら運転が厳罰化された背景を踏まえ、ながら運転に該当する行為と罰則、ながら運転を防ぐコツについて解説します。

この記事の目次

関連情報

法律

ながら運転が厳罰化した背景

2018年におけるスマートフォン操作のながら運転による交通事故は、約2,700件と過去5年で1.4倍、死亡事故の比率はスマートフォンの使用がない場合よりも約2.1倍に増えるという数字が出ています。
カーナビの注視による交通事故件数も右肩上がりに推移しているため、スマートフォンの操作や注視によるながら運転が厳罰化されたのです。

ながら運転の目安といわれるのが「2秒間の画面の注視」です。2秒ほど前方から目を離すだけで、時速40キロでは約22メートル、時速60キロで約33メートルも進んでしまうからです。
スマートフォンやカーナビの注視で、追突事故や歩行者を巻き込む事故が増えるのも理解できるでしょう。ただし、「2秒以下ならOK」というわけではなく、わずかに目を離しただけで事故の危険性が高まるため、運転に集中することが重要です。

ながら運転に該当する行為と罰則

ながら運転に該当する行為と罰則 グーネット編集チーム

ながら運転に該当する具体的な違反行為と、罰則・違反金・基礎点数を見ていきましょう。

スマートフォンなどの操作や注視がながら運転に該当

走行中にスマートフォンを手にして操作したり、通話したりする行為や、カーナビの操作と画面を注視する行為は違反の対象になります。

ただし、特に注意が必要なのは、スマートフォンの場合は手に持つ「保持」でも違反行為に該当することです。
「スマートフォンを持っていても画面を見ていなければOK」と思いがちですが、スマートフォンに触れるだけでもながら運転と見なされるので注意しましょう。

ながら運転に対する罰則

ながら運転の取り締まりを受けた場合、2019年12月1日に施行された改正道路交通法によると、以下の罰則が科されることがあります。

<携帯電話等(保持)>
・違反点数:3点
・罰則:6月以下の懲役又は10万円以下の罰金
・反則金:大型車25,000円・普通車18,000円・二輪車15,000円・原付12,000円

<携帯電話等(交通の危険)>
・違反点数:6点
・罰則:1年以下の懲役又は30万円以下の罰金
・反則金:適用なし

交通の危険とは、交通事故につながる違反行為を指します。改正前は反則金を設定していましたが、今回の厳罰化にともない反則金の適用を除外し、ただちに刑事手続きに移る内容に改正されたのです。

ながら運転を防ぐために必要なこと

ながら運転の取り締まりを受けないために、スマートフォンの使い方の注意点を紹介します。

信号待ちでスマートフォンを操作しない

「信号待ちで停車していれば、ながら運転にならないのでは?」、という疑問も生じるはずです。ながら運転の定義は走行中であり、信号待ちの停車中にスマートフォンやカーナビの操作や注視をしても違反にはなりません。

しかし、青信号に気付くのが遅れて急発進につながるうえに、後続車とのトラブルに発展する可能性があります。いつ青信号になるかわからない信号待ちは、運転中とほぼ変わらないため、スマートフォンやカーナビの操作は完全に停車しているときにおこないましょう。

どうしてもスマートフォンで通話したい場合はハンズフリーで

仕事などの事情で運転中も通話したい場合は、ながら運転の罰則対象外のハンズフリーを使うことになります。ただし、ハンズフリーの通話はイヤホンを使いますが、運転中のイヤホンの装着を条例で禁止している地域も少なくありません。

イヤホンで緊急車両の音が聞こえにくくなったり、意識が会話に集中することで事故のリスクが高まったりする可能性もあります。ながら運転の事故を未然に防ぐために、スマートフォンの通話は停車中におこなうことが重要です。

まとめ

ながら運転の厳罰化は、年々増加するスマートフォンのながら運転による事故を防止することが目的です。
厳罰化によりスマートフォンやカーナビの操作と注視に加え、スマートフォンを手に持つだけでも罰則が科されるので注意が必要です。

また、信号待ちのスマートフォンの操作とハンズフリーの通話はながら運転の罰則の対象外ですが、事故や後続車とのトラブル、イヤホン装着による条例違反に該当する可能性があります。

ながら運転と事故の予防のため、運転中はスマートフォンを運転席に持ち込まず、運転に集中することを心がけましょう。

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May 25, 2020 at 07:07AM
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