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米国株、ダウ反発し76ドル高 引けにかけお化粧買い 2年ぶり上昇 - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=戸部実華】2019年12月31日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発した。前日比76ドル30セント(0.3%)高の2万8538ドル44セントで終えた。日中は前日終値を下回って推移する時間帯が長かった。取引終了にかけては主力株に買いの勢いが強まり、ダウ平均は上昇に転じ、この日の高値圏で終えた。

取引終了にかけての強含みについては、年末を控えた機関投資家が運用成績をよくみせるための「お化粧買いを入れたようだ」(インバーネス・カウンセルのティモシー・グリスキー氏)との指摘があった。

米中貿易協議の進展観測や世界景気の減速懸念の後退も相場を押し上げた。トランプ米大統領が31日、米中貿易協議の第1段階の合意について「1月15日に米国で署名式を開く」とツイッターに投稿した。中国国家統計局が31日に発表した19年12月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月から横ばいの50.2と、景気の拡大・縮小の節目となる50を2カ月連続で上回った。

個別銘柄では業績期待が根強いスマートフォンのアップルが買われ、ダウ平均の上昇を支えた。

もっとも、日中のダウ平均は軟調に推移する場面が目立った。19年の米株式相場は大きく上昇しており、期末を控えた持ち高調整や利益確定売りが出た。一時は下げ幅を85ドルまで広げた。年末で市場参加者が少なく、値動きが振れやすかった面もあった。

19年のダウ平均は年間で22.3%上げ、2年ぶりに上昇した。上昇率は17年(25.1%)以来の大きさだった。19年は米連邦準備理事会(FRB)による3回の利下げや市場予想を上回る米企業業績などが相場を押し上げた。米中貿易摩擦や世界景気の減速懸念が重荷となる場面も目立ったが、米中が貿易協議で第1段階の合意にこぎ着け、年末にかけては景気減速に対する過度な警戒感が和らいだ。個別銘柄ではアップルが8割強、ソフトウエアのマイクロソフトが5割強上昇し、ダウ平均をけん引した。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発した。前日比26.610ポイント(0.3%)高の8972.604で終えた。アナリストが目標株価を引き上げたと伝わった画像処理半導体(GPU)のエヌビディアなど半導体の一角が買われた。ナスダックは年間では35.2%上昇した。上昇率は13年(38.3%)以来の大きさとなった。

多くの機関投資家が運用の参考指標とするS&P500種株価指数は反発し、前日比9.49ポイント(0.3%)高の3230.78で終えた。年間では28.9%上げ、上昇率は13年(29.6%)以来の大きさだった。

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January 01, 2020 at 04:31AM
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