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読む写真:Photo 古里の輪を作る - 毎日新聞

マイクを手に司会を務めた能勢友珠さん(奥)。にぎわう様子を見て「より古里を大切にしたいと思った」という=福島県双葉町で2023年8月20日、渡部直樹撮影
マイクを手に司会を務めた能勢友珠さん(奥)。にぎわう様子を見て「より古里を大切にしたいと思った」という=福島県双葉町で2023年8月20日、渡部直樹撮影

 福島県双葉町に整備された新しい住宅地で8月、町の民俗芸能「前沢の女宝財(ほうさい)踊」を体験するイベントが開催された。

 同町は東京電力福島第1原発事故で全町避難を強いられた。2022年8月に一部区域で住民の帰還が始まったが、1年が経過しても町に戻る人はまだまだ少ない。

 催しを企画したのは同町出身で、県立ふたば未来学園高3年の能勢友珠(ともみ)さん(18)だ。きっかけは昨年夏、授業の一環で同町を訪れた時のこと。地域の人と話す中で、戻ってくる住民が少ないのではないかと、不安を感じていることを知った。

 町のために何かできないか。出した答えは「前沢の女宝財踊」だった。震災前から祭りなどで披露され、町民が交流する機会になってきたという。踊りを通じて絆を深め、交流の輪を広げてほしい。その思いが形になった。会場には帰還した人や移住者、避難先で踊りを継承してきた保存会の女性たちなど30人以上が集まった。4月にいわき市から移住した菅原ひろみさん(65)は見よう見まねで踊り「初めて会った人もいて、みなさんと…

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