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故郷で作るカレーパンが金賞 伊賀で開店したばかりの花山さん考案 ... - 朝日新聞デジタル

 三重県伊賀市中心部の新天地商店街にあるカレーパンの店「スマイルファクトリー伊賀本店」が注目されている。店を手がけるのは、伊賀市生まれで、大阪府寝屋川市の自宅でパン教室を続ける花山千夏さん(48)。3月に開店したばかりなのに、全国コンテスト「カレーパングランプリ2023」で金賞を受賞したのだ。

 コンテストは日本カレーパン協会主催。花山さんが考案した「ラッキー★カレーパン」が、西日本揚げカレーパン部門で10個の金賞の一つに選ばれた。7月17日に東京で授賞式があった。

 花山さんのカレーパンは、ルーをカレー粉や小麦粉などから自分で作る。クミンやマスタードなどのスパイスは油をひかずに加熱し、香りを引き出す。パンは発酵しすぎないようにイースト菌の量や温度を適切に管理して焼き上げ、揚げる。金賞受賞に花山さんは「開店前に試作を重ね、カレーの風味とパン生地のおいしさがマッチしたカレーパンに仕上げられた。ウェブ投票で地域の皆さんの応援もあった」。

 「スマイルファクトリー伊賀本店」は花山さんにとって初めての店だ。自宅でのパン教室と、店での販売や企画などで大阪と伊賀を往復する。店長には、伊賀市内の飲食店で本業の料理人を務める一方、パン職人でもある伊藤健一さん(46)を迎え、2人で切り盛りする。

 当初は大阪での開店も検討したが、「伊藤さんに本業も続けながらパンも作ってもらいたいし、パンの店が多い大阪より伊賀の方が目立つかも」と郷里での出店を決めた。

 花山さんは、大阪の大学に進学するまで伊賀市内で育った。パン教室は子育て中だった約14年前、「ママ友たちと子連れでわいわいできる場をつくりたい」と始め、今もメロンパンや食パンなどに挑み続ける。

 花山さんは「カレーパンを食べると幸せな気分になれる。教室では特においしいと評判で、いつか広めたいと思っていた。金賞で知名度が向上し、もっとたくさんの人に食べてもらえるきっかけにしたい」と話している。

 「スマイルファクトリー伊賀本店」(0595・51・0464)はラッキー★カレーパン(税込み330円)、伊賀牛すじカレーパン(同400円)などを販売。定休は火、水、木曜(祝日は営業)。午前10時~午後4時。オンライン販売もする。(亀岡龍太)

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