グラフィックデザイナーの仲條正義さん死去、８８歳…資生堂「花椿」アートディレクターも - 読売新聞

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　資生堂の企業文化誌「花椿」のアートディレクターなどを務めたグラフィックデザイナーの仲條正義（なかじょう・まさよし）さんが２６日、肝臓がんで死去した。８８歳だった。告別式は３０日午前１０時、東京都杉並区清水３の５の９妙正寺会館。喪主は長男、一哉さん。

　東京出身。東京芸大図案科を卒業後、資生堂に入社。宣伝部などを経て、１９６０年に独立。資生堂パーラーのロゴやパッケージデザインをはじめ、百貨店や美術館などのＣＩ（イメージ戦略）を手がけた。ほかに、ＮＨＫ「にほんごであそぼ」かるた、「暮らしの手帖」表紙イラストなどでも知られる。ＡＤＣ賞、毎日デザイン賞など受賞。９８年に紫綬褒章、２００６年に旭日小綬章。

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